2017年 7月 の投稿一覧

御殿場市小山町の新築現場でエコロボロンの塗布

まさに富士山のふもと、御殿場市小山町の新築現場よりお伝えします。

基礎工事が終わると、大工が土台敷きを行いますが、マクスの現場ではその前にエコボロンPRO(防蟻防腐塗料)の塗布を行います。

画像は「根太」という床を支える材料に、大工の菊池さんがエコボロンPROを塗布している所です。
※手袋をしているのは、汚れ防止の為(塗った箇所が分かるように塗布前に緑色の染料を入れるのですが、手につくと中々取れません)で、
施工中はイヤな匂いも全くありません。

 

 

 

 

 

 

 

主成分はホウ素(自然界ではホウ酸やホウ酸塩として存在)で、人体に無害。目薬に入っているほどです。
従来の農薬系の防蟻材とは違い、揮発・蒸発が無いため、効果は半永久的に続きます。
唯一の弱点は、「水性」のため、濡れると塗料が流れ落ちてしまう事ぐらいでしょうか。

なので、塗布した後はしっかりブルーシートでシッカリと雨養生。

 

 

 

 

工事は着々と進みます。

現場監督という仕事

以前、大工の仕事について書かせてもらいしたが、今日は現場監督の仕事について書かせてもらいます。

現場監督は、その名の通り「現場を監督」する立場。

全ての職人さんが気持ち良く仕事出来る様に、材料の手配をはじめ、職人さんが効率良く作業出来るよう、バッティングしないように工程を組みます。

そして、お施主さんとも密に連絡を取り、

「今週は基礎屋さんが仕事して、来週の月、火は大工が入って基礎コンクリートの上に土台を敷きます。それが終わったらetc…」

と、近況を報告。

さらには、現場が狭ければ、職人の車を停めるスペースを確保したり、、、

書くとキリがないほど大変です。

現場では、突発的なトラブルはつきもの。

雨が降ったら出来ない工事だってあります。でも工期は決まっているし…引き渡し日は契約書に書いてるし。

色んなプレッシャーと闘う現場監督は、影の立役者であると私は思います。
以前の職場で、たまたまゼネコンの現場監督をやっていた人が居たのですが、

「職人が誰も不満を言わず、キッチリ納期通りに仕事をする現場監督が優秀。よく分からないけどその人にお願いすると毎回何のトラブルもないんだよ…不思議なんだけど」と言っていたのを思い出しました。

物事を俯瞰して、常に最悪のパターンも想定しながら、何週間も先まで考えて行動出来る人だったんでしょうね。

なるほどな、と思いました。

以上

P.S 写真は朝礼の一コマ。マスクしてるのが勝亦監督。その左側が城内監督です^ ^

新建材のモールテックスに汚れ防止剤を塗ってみる その2

前回、モールテックスの説明をさせて頂きましたが、汚れ防止剤を塗ってみましたのでその結果を。

・レペルオイル(浸透性・・・石油系撥水油材。屋外に使用可能)

↓↓↓


マスキングテープの左側が元の状態。

右下はレペルオイル+フィニッシュSA

右上はレペルオイル

を塗った状態です。

見た目はほとんど変化なし。

こちらの汚れ防止剤は、石油系で油や水をはじくのがメリット。で、油を垂らしてみます。

↓↓↓

拭き取り

↓↓↓

ちゃんと効いているみたいです。

レペルオイル+フィニッシュSAの箇所も試してみましたが、レペルオイル一回塗りの箇所と同じような結果になりました。
ちなみに、汚れ防止剤を塗ってない箇所に油を垂らしてみると…

↓↓↓

結果

↓↓↓


油の跡か残ってます

・オイルOH TR(浸透性・・・天然植物オイル。濡れ色に仕上がり、油汚れ対策に使用)

↓↓↓


マスキングテープの左側が元の状態。
右下はオイルOH+フィニッシュSA

上段真ん中の小さい面はオイルOH一回塗り

右上はオイルOH二回塗り

濡れ色に固定され、色の濃いモールテックスには相性良さそうです。

一回塗りと二回塗りで濃さが変わり、表情が変化しています。

油を垂らしてみると

↓↓↓

垂れてる…

レペルオイルは油をはじいていたのがよくわかります。オイルOH+フィニッシュSAは油をはじいてます。
フィニッシュSAを追加で塗っても見た目の変化は変わりませんが、油汚れには有効かも。

・ポリタンN120(皮膜性・・・表面に膜を作り、汚れを寄せ付けない。2液混合のポリウレタン系樹脂溶剤)

↓↓↓


マスキングテープの上が元の状態

下がポリタンを塗った状態です。

写真だと伝わりにくいですが、ニスを塗ったようなテカテカした状態です。

油を垂らしてみます。


拭き取り

↓↓↓


ポリタンは、紫外線の耐性はありますが、油に強いとはマニュアルに書いてなかったので、いくら皮膜性と言っても油には弱いのかもしれません。(手元にありませんが、油に強いビピュールという2液混合の汚れ防止剤もあります)

違う場所で試してみると、


拭き取り

↓↓↓

染み込んでないです。
染み込んだ原因として考えられるのは、

塗り分け箇所に近い部分だったので、ポリタンがキッチリ塗れてなかったかor

表面の状態によってポリタンを塗っても染み込んでしまう可能性があるのかもしれません。

結論

オイルOH以外は表情にほとんど変化なし。

フィニッシュSAを追加で塗ると、油汚れに有効(かも?)

ポリタンは紫外線の耐性はありますが、油汚れには強くない(かも?)
(かも?)と書いているのは、あくまでも実験で、施工状態によって変わる可能性があるからです。

実際に自分でやってみると、色々と発見出来て楽しいです。もしお客さんに聞かれても、説明出来ますしね。

実際の現場で施工する時に、職人さんに色々聞いてみたいと思います^ ^

新建材のモールテックスに汚れ防止剤を塗ってみる

先日、新建材のモールテックスの講習会に参加させてもらいましたが、
講習で実際に塗ったモールテックスを持ち帰り、汚れ防止剤を試し塗りしてみました。

モールテックス(MORTEX)は、ベルギーのBEAL社の商品で、最近日本でも話題になっている新建材(新しい左官材料)です。

モールテックスの特徴としては、
・2~3mmの薄塗りでコンクリートの5倍の表面強度
・下地を選ばない多様性
・曲げに強い(弾力性がある)

・下地処理を施すことで、防水層としても使用可能

仕上げの材料として無限の可能性を秘めている材料がこのモールテックスです。

MDF(Medium Density Fiberboardの略。木質繊維を接着剤を加えて成形したボードで、住宅によく使われる材料です。)にモールテックスを塗ったものを、曲げてみると、、、
↓↓↓

 

 

 

 

 

 

 

モルタル(セメントに砂を混ぜた材料。一般的に住宅の意匠面でよく使われますが、ひび割れが入りやすい)ではありえないほどの柔軟性があります。

下地の種類が何でもよくて、薄塗りで強度があって、しかも色粉で何色にでもなる。

可能性が無限に広がる材料として、近年話題になっています。

やはりプロとして

「知らない、分からない」なんてのは通じません。

お客様に不利益にならないよう、新建材もどんどん使ってみる。修行先の工務店の見習うべき姿勢です。
※もちろん、実際の施工はモールテックスの施工実績のある熟練した左官職人が行います

で、試し塗りする汚れ防止剤はコチラ

↓↓↓

左から、

・レペルオイル(浸透性・・・石油系撥水油材。屋外に使用可能)

・オイルOH TR(浸透性・・・天然植物オイル。濡れ色に仕上がり、油汚れ対策に使用)

・ポリタンN120(皮膜性・・・表面に膜を作り、汚れを寄せ付けない。2液混合のポリウレタン系樹脂溶剤)

・フィニッシュSA(浸透性・・・中性石鹸オイルがベース、日々の洗浄で石鹸の成分が浸透。住み始めてからのメンテナンス用)

 

汚れ防止剤は大きく分けて二種類。浸透性のものと皮膜性のものに分けられます。

浸透性は、モールテックス膜内に浸透させ、汚れが表面に付着した際、侵入を遅らせる。毎日の手入れに使用するオイル。

皮膜性は、表面に膜を作り、汚れを寄せ付けません。

浸透性のフィニッシュSAは住み始めてからお客さんがメンテナンスする用。ぬるま湯で薄めて汚れた箇所につけて拭き掃除する場合に使用します。

皮膜性のものは、水場や屋外などでモールテックスを使用した場合の汚れ防止剤です。樹脂系の塗料なので、ニスを塗った様な仕上がりになります。

さて、どんな仕上がりになるのか?次回に続きます。


家を建ててからが本当のお付き合い

昨日、城内現場監督と一緒に最近引き渡しとなった家へ行って参りました。

この土地の奥に住まれている方が4tトラックを所有しておりまして、もともとあったブロック塀の基礎がタイヤに当たることで、
曲がり角の頂点にあるウッドフェンス用のコンクリートを削って欲しいとのことでした。

こちらとしては敷地内に全て収まっているので何ら問題ありませんが、その旨をお施主さんに説明。
それならお願いしますとのことで、削り取ることに。

私達工務店にとっては現場の近隣住民の方は建築中だけのお付き合いですが、お施主さんにとっては一生のお付き合いが始まるわけでして。

「法に触れてないからそんなの関係ないです!」なんて無責任な事は言えません。

地元に根付く工務店として、こういう細かな心遣いは大切です。

Before

 

 

 

 

 

 

 

 

After

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

危なくないように、角の面取りもバッチリやって完了。

ちなみに、この後は工事完了の報告を兼ねて近隣住民の方に手土産を持ってあいさつ回り。
家を建ててからが本当のお付き合いの始まりです。